コンサートや舞台観劇で欠かせないのが、「双眼鏡」。
双眼鏡といっても種類がありすぎて、どれを選べばいいのか分からない…と悩んでいる人も多いと思います。
そこで、今回はコンサートや舞台で使える、ジャニオタにおすすめの8倍双眼鏡を紹介します!
8倍双眼鏡は劇場からドームクラスの会場まで、幅広い会場で使うことができ便利です。
この記事では、ジャニオタ目線で実際に利用した中で感じたことなどを踏まえて解説します。
どの双眼鏡にすれば良いか悩んでいる…という方はぜひ参考にしてみてください!
双眼鏡の選び方
双眼鏡を買う時に、多くの人が1番に思いつくポイントが「倍率」です。
そのため倍率を気にする人が多いのですが、実は双眼鏡を選ぶ上で倍率以上に大事なのが「明るさ」です。
もちろん倍率も大切です。特に、会場が大きくなればなるほど倍率で見える範囲の変化も大きくなります。
しかし、倍率が高いものを選ぶと明るさが減って視界が暗くなるため、より肉眼で見た時に近い状態で見るためには明るさの大きいものを選ぶ必要があります。
特にコンサートや舞台では客席が暗いため、明るさがないと実際に肉眼で近い席から見た時とのギャップが大きくなってしまいます。
したがって、双眼鏡を選ぶ時は、倍率だけでなく「明るさ」も見て選ぶようにしましょう!
8倍で倍率は足りる?
コンサートや舞台で使う双眼鏡ですが、実際8倍で倍率は足りるのか…?と不安に思っている人も多いのではないでしょうか?
200人規模の小劇場からドームまで、さまざまな大きさの会場で8倍の双眼鏡を使ってきましたが、特に問題なく使うことができています。
ドームやアリーナでステージから離れた席で使った時は、倍率足りないな…と感じることはありましたが、基本的にはどの会場でも使いやすく8倍の双眼鏡でも十分満足して使えています。
ドーム・アリーナでも席によっては8倍でも十分使えますが、いまはデジタルチケットで当日まで席が分からないため倍率が大きいものが良いという人もいると思います。
その場合、10倍以上になるとどうしても手ブレが大きくなるので、防振機能がついているものをオススメします。
>> 双眼鏡は8倍と10倍どっちがいい?ジャニオタ目線でコンサートや観劇に最適な倍率を解説!
8倍双眼鏡がおすすめの人は?
下記のような条件で探している人には、8倍双眼鏡をオススメします。
- 軽くて小さい(持ち運びやすい)
- 手頃な値段で買える
- いろんな規模の会場で使う予定
逆に、「ドームクラスの大きい会場でしか使わない」「推しの顔をロックオンしてずっと見たい!」というような人には8倍ではなく、10倍以上の双眼鏡をオススメします。
ただ、10倍以上になると手ブレが大きくなったり双眼鏡が大きく重くなるため、注意しましょう。
>> ジャニオタが選ぶ!コンサートや観劇におすすめの10倍双眼鏡7選
おすすめの8倍双眼鏡【8選】
1.ビクセン アトレックII HR8×32WP
倍率 | 8倍 |
対物レンズ有効径 | 32mm |
明るさ | 16 |
実視界 | 7.5° |
重さ | 390g |
アイレリーフ | 15mm |
大きさ(幅×高さ×厚さ) | 11.9 × 10.9 × 4.0cm |
防振機能 | × |
一時期ジャニオタの間で話題になっていた双眼鏡です。
1番の特徴は明るさと実視界の広さ(視野の広さ)です。
肉眼で見た場合との差が小さく、本当にBlu-ray画質の映像を見ているかのような画質の良さです。
また、視界が広いため対象を見つけやすく、コンサートに最適です。
値段は2万円以上するので安さを求めている人には合いませんが、値段は多少高くてもいいから満足のいく性能で長く使える双眼鏡が欲しいという人にはオススメです!
値段を気にしないのであれば、とりあえずこれを買っておけば間違いないです!
>> 【観劇に最適!】ビクセン アトレックII HR8×32WP を徹底レビュー!
2. SVBONY SV40 双眼鏡 8X32
倍率 | 8倍 |
対物レンズ有効径 | 32mm |
明るさ | 16 |
実視界 | 7.2° |
重さ | 470g |
アイレリーフ | 13.6mm |
大きさ(幅×高さ×厚さ) | 15 × 12.6 × 5.2 cm |
防振機能 | × |
この商品の1番の魅力は、なんと言っても値段の安さです!!
他のメーカーで同じくらいのスペックだと1万円以上するような商品が、5,000円程度で格安で買うことができます!
「あまり聞いたことないメーカーだな…」「中国のメーカーって大丈夫かな」と不安に思う人もいるかもしれませんが、資本金も多く(1,000万元、日本円で約2億円)、中国で10年以上続いている大企業のため、そこまで不安を抱えなくても大丈夫です。
私も実際に購入して使用しましたが、この安さでこれだけの性能の双眼鏡を5,000円程度で買えるのであれば十分満足です!!
ただ、双眼鏡自体が大きくて重いので、長時間持つのが大変だったり、小さいバッグには入らなかったりするので注意しましょう!
3. ニコン PROSTAFF P7 8×30
倍率 | 8倍 |
対物レンズ有効径 | 30mm |
明るさ | 14.4 |
実視界 | 8.7° |
重さ | 485g |
アイレリーフ | 15.4mm |
大きさ(幅×高さ×厚さ) | 13 × 12.5 × 5.2cm |
防振機能 | × |
カメラで有名なニコンが作っている双眼鏡です。
今年6月に発売されたばかりの比較的新しい双眼鏡で、2022年度「グッドデザイン賞」も受賞しています。
1番の特徴は、実視界の広さ(8.7°)です。
実視界が大きいと、双眼鏡を覗いた時に見える範囲が広くなり、見たいものを双眼鏡で捉えやすくなります。
コンサートや舞台で推しをロックオンして、動きを追いたい!という場合には、実視界が広い方が見つけやすく・追いやすくなるため便利です。
また、これは個人の感覚ですが、実視界が広くなると双眼鏡を覗いた時の円(双眼鏡を覗いた時の見える範囲)が大きくなるので、同じ倍率でも体感で大きく感じます。
また、すべてのレンズに多層膜コーティングを採用しており、より明るく自然な色調を実現しているため、よりリアルに肉眼で見た時と同じように感じることができます。
ただ、値段が少し高く、本体も大きいためコンパクトなものを求めている人には合わないです。
4. ケンコー ウルトラビューM 8×25FMC
倍率 | 8倍 |
対物レンズ有効径 | 25mm |
明るさ | 9.6 |
実視界 | 6.7° |
重さ | 250g |
アイレリーフ | 15mm |
大きさ(幅×高さ×厚さ) | 10.2 × 10.7 × 5cm |
防振機能 | × |
同じ8倍で対物レンズ有効径が25mmの双眼鏡の中では、250gと軽いのが特徴です!
また、光の屈折力が高い素材を使用し、全てのレンズ面・プリズム面にマルチコート(多層膜コート)を施すことで、より明るくクリアな視界を実現しています。
さらに、アイレリーフが15mmと長いため、メガネをかけている人や長めのつけまつ毛をつけている人が使いやすい形になっています。
『アイレリーフ』 … 接眼レンズから目までの適切な距離(視界を確保できる距離)のこと。
例えば、アイレリーフが10mmの双眼鏡で、接眼レンズから10mm以上離れたところから双眼鏡を覗くと視界全体が見えなくなってしまいます。
15mm以上あるものはハイアイポイントと呼ばれているため、メガネをかけている人やつけまつ毛をつけている人は15mm以上あるものを選ぶようにしましょう。
5. オリンパス 8X25WP II
倍率 | 8倍 |
対物レンズ有効径 | 25mm |
明るさ | 9.8 |
実視界 | 6.2° |
重さ | 260g |
アイレリーフ | 15mm |
大きさ(幅×高さ×厚さ) | 10.7 × 10.4 × 4.4cm |
防振機能 | × |
対物レンズ有効径が25mmの双眼鏡の中では、明るさが9.8と大きいのが特徴です!
また、最短焦点距離が1.5mと近いため、近くのものを見たい時に使いやすいのが魅力です。
そのため、ステージから近い席でも推しの顔をアップで見るために使いたい!という時でも問題なくピントを合わせて使うことができます。
値段も1万円以下と比較的安い上に、性能も良いため、安さと性能を両方重視している人にはオススメの双眼鏡です!
6. ビクセン アトレックIIHR8×25WP
倍率 | 8倍 |
対物レンズ有効径 | 25mm |
明るさ | 9.6 |
実視界 | 7.5° |
重さ | 360g |
アイレリーフ | 15mm |
大きさ(幅×高さ×厚さ) | 11.9×10.9×4.0cm |
防振機能 | × |
「明るさ」「実視界」「重さ」「値段」の4つポイントが揃った、コスパ最強の双眼鏡です!
明るさも充分あって視界も広く、ビクセンのアトレックシリーズで最軽量の360gと持ち運びやすさもあります。
また値段も1万5千円程度で、本格派双眼鏡の中では初心者でも比較的手を出しやすいです!
筆者はこの双眼鏡を4年ほど愛用していますが、劇場からドームまでどの規模の会場でも不満なく使えています。
購入した当時は双眼鏡のことをよく分かっていなかったのですが、我ながら良い買い物したなと感じる、かなり満足度が高い商品です。
どれが良いか迷っている人、購入の価値は充分ありますのでぜひ試してみてください!
>> ビクセン アトレックII HR8×25WPを徹底レビュー!ジャニオタにおすすめの双眼鏡
7. ケンコー Classi-air(クラッシーエアー)8X21DH MC-BL
倍率 | 8倍 |
レンズ径 | 21mm |
明るさ | 6.8 |
実視界 | 7.0° |
重さ | 170g |
アイレリーフ | 11.1mm |
大きさ(幅×高さ×厚さ) | 10.5×8.4×3.5 cm |
防振機能 | × |
この双眼鏡は本体が小さくコンパクトなため、とにかく軽くて持ち運びやすいのが特徴です!
小さいバッグでも楽に収納することができ、何かと荷物が多くなりがちなコンサートや舞台でも、バッグの容量を増やさずに手軽に持ち運ぶことができます。
また、本体が170gと軽いため、長時間使用する場合も疲労を少なく抑えることができます。
対物レンズが小さい分、明るさは減ってしまいますが「とにかく軽くて扱いやすいものを探している!」という人にはおすすめの商品です!
>> ケンコー Classi-air(クラッシーエアー)8X21をレビュー!軽量・コンパクトさが特徴
8. ビクセン コールマン M8×21
倍率 | 8倍 |
レンズ径 | 21mm |
明るさ | 6.8 |
実視界 | 7.0° |
重さ | 158g |
アイレリーフ | 10mm |
大きさ(幅×高さ×厚さ) | 10.9 × 8.2 × 4.1 cm |
防振機能 | × |
片手で持ちやすいコンパクトサイズで、長時間使用するコンサートに最適です。
また値段も5,000円以下とお手頃なので、「双眼鏡にあまりお金をかけたくない」「安くて良い双眼鏡を探している」人にピッタリです。
コスパがよく、初めての双眼鏡としてもオススメです!
>> ビクセン コールマン M8×21を徹底レビュー!実際の口コミも紹介【コスパ良し!】
まとめ
今回は、ジャニオタ目線で選ぶオススメの8倍双眼鏡について紹介してきました。
ジャニオタが双眼鏡を選ぶ時は、倍率以外に明るさや実視界の広さなども見て選ぶようにしましょう。(倍率だけを見て選ぶと後悔します!)
考えてもどれが良いのか分からないという人は、家電量販店に行っていろんな双眼鏡を覗いてみてください。
数値を見ているだけでは理解しづらいと思いますが、実際に店舗に行って体験することで自分に合った双眼鏡を見つけることができます。
時間がなくて店舗に行けない人や、店舗で見ても迷ってる人には、筆者も愛用している以下の商品をおすすめします!(かれこれ4年ほど使用していますが、本当に買ってよかったなと思う双眼鏡です!)
ぜひ、参考にしてみてください!
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