防振双眼鏡を使いたいと思っているけど、どれがいいのか分からない…と悩んでいませんか?
防振双眼鏡は大きくて重いし使いづらそう…と思っている人も多いと思います。
今回紹介する「ニコン防振双眼鏡10×25」は、普通の双眼鏡と変わらないスリムサイズで使いやすい防振双眼鏡です。
この記事では、特徴やメリット・デメリット、使用した感想などについて紹介します。
防振双眼鏡の購入を検討している、レンタルで試そうと思っている方はぜひ参考にしてみてください!
ニコン 防振双眼鏡 10×25 STABILIZED の特徴・スペック
倍率 | 10倍 |
レンズ径 | 25mm |
明るさ | 6.3 |
実視界 | 5.6° |
重さ | 410g(電池除く) |
大きさ(幅×高さ×厚さ) | 12 × 10.3 × 4.8 cm |
防振スイッチ | ボタン※オートパワーオフ 10分 |
電池の種類 | CR2 リチウム電池 × 1本 |
防振双眼鏡では珍しい2軸タイプ
防振機能がついている双眼鏡では珍しい、2軸折りたたみ式ボディーを採用しています。
普通の双眼鏡と同じ形状のため扱いやすいのが特徴です。
他の防振双眼鏡にはない見た目のスタイリッシュさ、カバンにすっぽりと収まる携帯性を実現しており、持ち運びも快適です。
手ブレによる視界の揺れを約80%低減
ニコン独自のシステムを搭載し、手ブレによる視界の揺れを約80%低減しています※。
コンサートやスポーツ観戦など、集中して追い続けてもストレスや疲れを感じにくいようになっています。
※STABILIZED(手ブレ補正)効果:手ブレによる視界の揺れ(正弦波)を約1/5以下に低減(ニコンビジョン測定条件による)。
ニコン 防振双眼鏡 10×25 STABILIZED のメリット
片手サイズで使いやすい&持ち運びやすい
普通の双眼鏡と変わらないスリムデザインになっています。
防振の電源ボタンやピントリングは双眼鏡中央に配置されているため、左右どちらの手でも扱いやすくなっています。
また、小さめのカバンにもすっぽり収まる小型サイズで、普段小さいバッグを愛用している人にピッタリの防振双眼鏡です。
防振双眼鏡はどうしても重く・大きくなってしまいますが、サイズ感・持ち運びやすさでみるとこの防振双眼鏡が一番だと思います。
小型サイズが評価され、2021年のグッドデザイン賞も受賞しています。(参考:GOOD DESIGN AWARD 受賞ギャラリー)
カラーが選べる(3色)
3色(レッド・ブルー・グリーン)のカラー展開があります。
自分の好きなカラーや推しカラーに合わせるなど、好きな色を選ぶことができます。
ニコン 防振双眼鏡 10×25 STABILIZED のデメリット
防振機能なしでは使えない(片目が見えなくなる)
防振機能がOFFのときは、安全上の理由により左レンズのシャッターが閉じる仕組みになっています。
電源OFFでも右目だけで観察することは可能ですが、本来の性能を発揮することができないため、推奨しないとされています。
下の画像のように、スイッチがOFFだと真っ暗で左目からは何も見えなくなります。
オートパワーオフが10分と短いので、2〜3時間あるコンサートや観劇では、使用中にスイッチが切れやすく注意が必要です。
実際に観劇で使用したところ、双眼鏡を覗いているときに何度かスイッチが切れて見えなくなり不便だなと感じました。
すぐにスイッチを入れれば戻りますが、他の防振双眼鏡とは違って片目の視界が一時的になくなるので見えづらく、気持ち悪さがあります。
高価で手に入れにくいリチウム電池を使用
防振機能には、CR2リチウム電池を1本使用しています。
単三電池や単四電池と違って、CR2リチウム電池は値段が高く購入できる場所も限られるため、注意が必要です。
急に電池が切れた!という時に会場付近に購入できる場所がない可能性があるので、使用する際は忘れずに予備を用意しておくようにしましょう。
また、前述したように防振機能OFFの状態では片方のレンズしか見えなくなるので、電池がなくなると普通の双眼鏡として使用することもできなくなります。
電源ボタンの位置・構造が悪い
軽く押したり触れただけでも電源が入るようなボタン構造になっているため、カバンの中などで勝手に電源がオンオフしてしまうというデメリットがあります。
ボタン位置も触れやすい位置にあるため、知らない間に電源が入って電池を消耗してしまう可能性があります。
ニコン 防振双眼鏡 10×25 STABILIZED のサイズ
大きさ
大きさは、幅12cm、高さ10.3cm、厚さ4.8cmです。
イメージしやすいように、ジャニーズグッズ(写真)と比較してみました。
横幅は公式写真とほぼ同じサイズです。
重さ
重さは、ケース・キャップ込み(持ち運び時の状態)で456.3g、双眼鏡本体+ストラップ(使用時の状態)で429.1gでした。※筆者調べ
付属品
接眼レンズキャップは左右一体化しているタイプになっています。
ニコン 防振双眼鏡 10×25 STABILIZED の口コミ・レビュー
実際にAmazonなどのオンラインショップに投稿されている口コミやレビューを一部抜粋して紹介します。
赤字 → メリット 青字 → デメリット
機能も見た目も不満ありません。
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ちょっと重いですが、個人的には気になるほどではありませんが、これは人によると思います。
唯一、そして致命的な欠点は電源スイッチの場所です。
畳んだときに1番上に来る場所に設置してあって、移動の際に鞄の中などで知らない間には電源が入り、電池が切れていることが何度かありましたので、使わないときは電池を外すようにしています。
見た目に囚われた機能性を無視したデザインでセンスなしと言わざるを得ません。
電源スイッチを保護するカバーを作って欲しいレベルで不便です。
ライブ・コンサート用に購入しました。2階や3階のスタンド席からでも、メンバーの表情が鮮明に認識できます。現場にいながら、配信映像を見ている様です。
Amazon
ただ、他のレビューにあったように、電源スイッチが入りやすい構造になっていて、意図せずにオンになる時があります。
他の方も指摘されている通り、電源が勝手に入ってしまう。デザインも良いし大変見やすく気に入っているのに残念です。電源ボタンの位置が悪すぎる、又電源を入れないとシャターが降りて左側が見えなくなるのは如何なものか?
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折り畳み式で防振なのにとてもコンパクトになります。電源が切れると片目が閉じてしまう為その都度入れ直す必要があります。その為かピントが合わせ難いように感じました。
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鳥見に使おうと購入。
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確かに手振れ防止効果がよく効いて、画像は安定してしかも明るいのですが、CR2バッテリーの持ちが劣悪。
2~3回鳥見に出かけたら赤いLEDが点灯します。
スイッチの位置も良くなくて、意図しなくても電源オンになってしまう。
位置が変えられなかったら、スライドスイッチにするべきです。
それと焦点を合わすリングの位置も手前すぎます。(これは慣れの問題ですが)
防振機能は思った通りで目が疲れません。デザインが普通の双眼鏡と同じところが気に入っています。
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たあ、電源スイッチがONしやすいのは他の方のレビュー通りです。10分OFFタイマ作動後に再度電源を入れ易くする方を優先してスライドスイッチにしなかったとのだと思いますが、本体を持ち運ぶときに指先が触れるだけで電源が入ってしまいます。スイッチの表面が本体よりも2mm程度奥まった設計なら良かったと思います。
ニコン 防振双眼鏡 10×25 STABILIZED はこんな人におすすめ
「ニコン 防振双眼鏡 10×25 STABILIZED」は、折りたたむと小さいペットボトルくらいのサイズになるので、小さいバッグでも持ち運びやすい防振双眼鏡を探している人にピッタリです。
また、普通の双眼鏡と同じような形状・サイズのため、今使っている双眼鏡から大きさは変えずに性能をグレードアップしたい人にもオススメです!
ニコン 防振双眼鏡 10×25 STABILIZED をレンタルできるサービス
試してみたいけど、値段が高くてそんな簡単には買えない‥と思いますよね。
そこでオススメなのがレンタルサービスの利用です。レンタルすることで買うと5万円以上する防振双眼鏡が数千円で利用することができます。
ネットで注文したら自宅に届き、使った後は届いた時と同じようにダンボールに入れて、コンビニで返却するだけなので簡単にレンタルできます!
ニコン 防振双眼鏡 10×25 STABILIZEDは、以下の5つのサービスでレンタルできます。
まとめ
今回は、「ニコン 防振双眼鏡 10×25 STABILIZED」について紹介しました。
サイズ感が普通の双眼鏡と変わらないので扱いやすくオススメです!
買うのは高くて無理…という人もレンタルを使えば数千円で手軽に試すことができます!
防振双眼鏡レンタルサービスについては、以下の記事で解説していますので、合わせてご覧ください。
>> 防振双眼鏡レンタルのおすすめ9選!最短当日レンタルでコンサートにも使える!
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