コンサートや舞台観劇に必須のアイテム「双眼鏡」。
アリーナやドームなどの大きい会場では、より近くで見るために倍率の高い双眼鏡が必要になります。双眼鏡は倍率が高くなるほど手ブレが大きくなるため、手ブレを抑えて視界のストレスを無くすためには防振双眼鏡の利用がオススメです。
今回は、ジャニオタにも人気のビクセンの防振双眼鏡「Vixen ATERA II H12×30」について、実際に使ってみた感想や口コミなどと合わせて、おすすめポイントや特徴を紹介します。
購入やレンタルを検討している人は、ぜひ参考にしてみてください。
満足度 | ★★★★☆ |
値段 | ★☆☆☆☆ |
見え方・性能 | ★★★★☆ |
持ち運びやすさ | ★★★☆☆ |
1回のコンサートや舞台のために、何万もする双眼鏡を買えない…という人がほとんどだと思います。
そんな方には、レンタルサービスを使った防振双眼鏡の利用をオススメします。
レンタルサービスを使うことで、手軽に安く防振双眼鏡を使うことができます。詳しい情報については、こちらの記事をご覧ください。
ビクセン ATERA II H12×30 のサイズ
大きさ
幅14.9cm、高さ10.8cm、厚さ6.2cmになっています。
電池を入れる部分がレンズの下についていて、少しボコっとした形になっています。
重さ
ケース込み(持ち歩き時の状態)で534.2g、本体・ストラップのみ(使用時の状態)で468.8gとなっています。※筆者調べ、電池含む
付属品
- ネックストラップ
- ミニトートケース
- 取扱説明書
- 単4電池 × 2本
ビクセン ATERA II H12×30 のスペック・特徴
倍率 | 12倍 |
対物レンズ有効径 | 30mm |
明るさ | 6.3 |
実視界 | 4.2° |
重さ | 422g(電池別) |
大きさ(幅×高さ×厚さ) | 14.9 × 10.8 × 6.2 cm |
アイレリーフ | 17.5mm(ハイアイポイント) |
防振機能 | ◯ |
防振スイッチ | スライド ※オートパワーオフ約90分 |
電池 | 単4形電池 × 2本 |
最安値 | 78,000円(税込) ※2023/1/16時点 |
2種類の防振モード搭載
利用シーンに合わせて選べる、2種類の防振モードを搭載しています。
- V1モード … 小刻みの微小な揺れを吸収(動く対象を視界に捉えたいときに使いやすいモード)
- V2モード … ゆっくりとした大きな揺れを吸収(止まっている対象を鑑賞したいときに使いやすいモード)
単4電池2本で12時間持続※
防振機能を使うためには、単4電池2本を使用します。
動作時間が約12時間※とスタミナ設計になっているため、長時間のコンサートや舞台の場合でも電池切れを気にせず集中して楽しむことができます。
また、単4電池はどこでも手に入れやすいため、突然電池が切れてしまった!替えの電池を持ってくるのを忘れた!という場合も安心です。
※20℃において、新品アルカリ乾電池を使用した場合
ビクセン ATERA II H12×30 のメリット
防振双眼鏡の中ではかなり軽量で持ちやすい
重量が422g(電池別)と、防振双眼鏡の中ではかなり軽量です!
私も実際に2時間半ある公演で使用しましたが、公演中に双眼鏡の重さによる首や腕の疲れは感じませんでした。(※ずっとではなく所々の使用)
また、手の小さい女性でもなじみやすい丸みを帯びたフォルムのため片手でも持ちやすく、コンサート中に片手にペンライト、片手に双眼鏡を持っていても問題なく使うことができました。
防振スイッチの入れ直しがほぼ不要(オートパワーオフ90分)
防振機能のオートパワーオフが90分と長く、公演中に長時間使用する場合も安心です。
2時間以上ある公演でも、幕間の休憩時間やMC中に一度スイッチをOFFにしておけば、公演中にスイッチが切れて入れ直す必要もなくなります。
防振スイッチが固定タイプの防振双眼鏡の多くはオートパワーオフが5〜10分のため、この双眼鏡は途中でスイッチが切れずに長い間防振機能を使うことができて便利です。
ビクセン ATERA II H12×30 のデメリット
防振ランプを隠す必要あり
コンサートや舞台では客席が暗くなるため、防振機能ONの時に点灯するランプは小さな光ですがかなり目立ちます。場合によっては、録画をしているのではないか?と疑われる可能性もあります。
周囲の人はもちろん、自分も使っている時に光があると気になるので、使用の際はシールで塞ぐなどして防振ランプは隠しておきましょう。
(ちなみに私はレンタルで使用したのですが、ランプのことを完全に忘れていて、変な持ち方になりながら手で必死にランプを隠しました。笑)
ピント調整がしにくい
ピントを調整するためのリングが、双眼鏡のかなり前の方についています。
公演前に一度調整してしまえば、公演中にピント調整を直すことは無いので問題ないですが、手で持っている部分から離れるため、ピント調整のやりづらさを感じました。
ビクセン ATERA II H12×30 の口コミ・レビュー
Amazonなどで実際に投稿されているレビューを一部抜粋して紹介します。
こちらでレビューを拝見して購入しました。
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京セラドームのバルコニー席、スタンド上段から使用しましたが、メンバーの表情がわかるくらいはっきりと見えました。
片手で使用してもブレずによく見えました。
12倍の防振双眼鏡にしては非常に軽量で、コンサート中にずっと使っていても全然疲れない。
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明るさも十分で暗めの演劇でもきちんと表情がわかる。
演者をじっくり見たい方はたとえ小ホールレベルでも8倍のものよりこちらを強力におすすめしたい。
ライブのために購入しましたが、とても観やすくてドームでも大活躍してくれました。重くて大きいのがネックですが、推しを見るためなら許容範囲内です。
楽天市場
ジャニーズのアリーナツアー用に購入しました。
他メーカーのものとも迷いましたが、軽さと、そこそこのお値段で倍率が12倍あるのが決め手でこちらに決めました。
(あと見た目が防振双眼鏡にしては可愛いのも気に入っています)公演中は2時間ずっと双眼鏡を構えて観ているタイプです。さすがに途中で腕が疲れてくるので、逆にこれ以上重いものにしていたら2時間もたなかったと思います。
アリーナクラスの会場での見え方としては、
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・横アリ天井席レベルの遠さだとさすがに小さくて表情まではっきりは見えない
・アリーナ席前方だと逆に倍率が高すぎて顔しか見えない(ダンスなどを見るには不向き)
・スタンド席前列あたりで使うとちょうど体全体が視界に入る倍率で、埋もれずに会場全体が見渡せる上に双眼鏡のおかげで間近にいるようにくっきり見えてとてもよかった
東京ドームのコンサートで使用しました。
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2階席の6列目でメインステージからはかなり遠い場所でしたが、12倍防振のおかげでメインステージにいるアーティストの表情が見えて感動しました。
当方眼鏡ですが覗き方にコツがいるのが残念、性能は問題有りません。
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フォーカス調整のつまみの位置が手になじみにくい点がマイナス
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会場で使ってみた感想・見え方
京セラドーム大阪で★あたりの座席で使用し、①メインステージ②センターステージ③バックステージを見た時の見え方は、以下の画像のような感じでした。
センターステージの方が距離があったので少し見え方は小さかったですが、メインステージとセンターステージで見え方にそこまで大きな違いは感じませんでした。
バックステージはさらに遠かったので、顔はかろうじて見えますが細かな表情までは見えなかったです。
試しに防振をOFFにして見たのですが、ダンスで動いている上に手ブレがひどくてやはり顔は見えづらかったです。。。。もちろん座席にもよりますが、双眼鏡で自担ロックオン派の人はドームでは防振双眼鏡が必須でしょう。
ビクセン ATERA II H12×30 はこんな人におすすめ
「ビクセン ATERA II H12×30」は防振双眼鏡の中で軽く、女性でも持ちやすい形になっています。
長時間使用しやすい設計になっているため、舞台やコンサートでの使用に最適な防振双眼鏡といえるでしょう。
まとめ
今回は「ビクセン ATERA II H12×30」について紹介しました。
軽くて手の小さい女性でも持ちやすく、長時間使用する場合も使いやすい防振双眼鏡です!
コンサートや舞台で一回だけ使う!という人も、レンタルサービスを使うことで防振双眼鏡を安く手軽に利用することができます。
その中でも、急ぎで借りたいという時に最短当日レンタルが可能で、遠征先のホテルや空港でも受取可能な「モノカリ」がイチ押しです!
≫ 【体験レビュー】モノカリで防振双眼鏡レンタル、申込から返却までの流れを解説!
その他おすすめのレンタルサービスについては、以下の記事で解説していますので参考にご覧ください。
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